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中日色彩文化对比--以“红”“白”对比为中心

来源:未知 作者:朱老师
发布于:2022-07-06 共7565字
摘 要
  
  色彩可以说是人类生活中不可或缺的一部分.如果世界失去了色彩的话,生活会是多么的枯燥无味啊.中日两国的色彩文化都很丰富.两国在色彩方面有相同的地方,但是由于各自受不同历史和文化背景的影响,对于色彩的认识和了解存在很大的差异.
  
  “红”与“白”在中日两国的文化中有部分相同或相近的意义.但是,很多与色彩有关的语义都是由于特定的历史和地理因素产生的,因此也存在着很多不同.本文对中日色彩文化中“红”和“白”的异同进行对比比较,进一步分析色彩文化的差异引起的原因,以及这些差异所造成的影响.
  
  总之,色彩不仅仅是一种语言符号,更是与历史文化以及人类的心理所息息相关的东西.不同的色彩文化反映出不同的风土人情.色彩文化与人们的社会生活和文化活动有着极其密切的关联,在其深深地受到社会文化影响的同时,也在一定程度上反映着社会文化.中日两国的色彩文化丰富多彩,有着深厚的文化底蕴.因此,色彩文化的研究可以看做是了解中日文化异同的桥梁.对于我们来说,正确地理解中日两国的色彩文化是非常重要的.在今后的中日文化交流中,应通过对色彩文化的认知,加深对中日两国文化差异的理解.
  
  关键词:中日 色彩文化 红 白 对比
  
中日の色彩文化の比较について--「赤」「白」の対照を中心に
  
要 旨
  
  色彩というものは人间の生活の中には欠かせないと思われる.もし世界に色彩がなかったら、生活はどんなに无味乾燥のものであろう.中日の色彩文化も富んでいる.両国は色彩について通じ合っている所があるが、各自の歴史と文化背景の影响が违うため、色彩の认识と理解に対して多くの相违が存在しているに违いない.
  
  「赤」と「白」は中日両国の文化の中で同じような、あるいは类似の意味があるのは确かであるが、多くの色彩に関する意味は特定の歴史と地理の原因で生まれると思われる.本稿では中日の色彩文化における「赤」と「白」の相违点を対照し比较して、色彩文化の相违点を起こしている原因を分析し、その相违点がもたらした影响を検讨する.
  
  つまり、色彩は言语记号だけではなく、歴史文化と人间の心理とも深く関わっているものである.违う色彩文化も别の风土と人情を反映している.色彩文化は人々の社会生活と文化活动に密接的に関连する社会文化の影响を深く受けている同时に、一定の程度でその社会文化を反映している.中日の色彩文化は多彩で、深い文化がある.だから、色彩文化の研究することは中日文化の异同を理解の桥と见なすことができる.われわれにとって、両国の色彩文化を正しく理解することは本当に重要だと思われる.これからの中日の交流において、色彩に対して误解を招かないように注意しなければならない.
  
  キーワード:中日 色彩文化 赤 白 対照
  
目 次
  
  はじめに
  1、色彩文化の定义及び研究対象
  1.1、色彩文化とは
  1.2、本论の研究対象
  2、中日における?赤?の意味と対照
  2.1、中国での「赤」の象徴意味  
  2.2、日本での「赤」の象徴意味  
  3、中日における?白?の意味と対照  
  3.1 、中国での「白」の象徴意味  
  3.2 、日本での「白」の象徴意味  
  4、中日色彩文化の相违点の形成要因  
  4.1 、歴史的な原因  
  4.1.1 、中国侧の原因  
  4.1.2、日本侧の原因  
  4.2 、宗教的な原因  
  4.2.1 、中国侧の原因  
  4.2.2 、日本侧の原因  
  おわりに  
  参考文献  
  谢辞
中日文化差异
  
  はじめに
  
  色彩というものは人间の生活の中には欠かせないと思われる.もし世界に色彩がなかったら、生活はどんなに无味乾燥のものであろう.子供にしても、大人にしても、话し合うとき色彩语がよく使われる.ここの「色彩语」は色彩文化の最も直接な现れである.昔から色彩文化は人间の生活と切っても切れない縁を结びつけている.しかも色彩文化は独特な机能を持つため、その民族の独特な美意识を反映することができる.人间社会の発展につれて、各国は自分なりの色彩文化を持っている.中日の色彩文化も富んでいる.両国は色彩について通じ合っている所があるが、各自の歴史と文化背景の影响が违うため、色彩の认识と理解に対して多くの相违が存在しているに违いない.
  
  中日の色彩文化についての研究をすることは、中国人と日本人の価値観や民族文化を研究するに対して重要な手段であると思われる.
  
  以下においては、まず中日における「赤」と「白」の対照について、简単に述べ、次に色彩文化の相违点を起こしている原因を分析し、その相违点がもたらした影响を検讨してみよう.
  
  1 色彩文化の定义及び研究対象
  
  违う色彩は违う歴史と文化を反映していて、たとえ同じ色彩であっても全然别に理解されることがよくある.时代の発展につれて、中国语も日本语もとても大きな変化が発生して、両国の色彩文化もだんだん豊かになる.いったい、色彩文化はどのようなものであろうか.また中日においてどんな相违点が存在しているか.
  
  1.1 色彩文化とは
  
  色彩というものは、人间の社会生活を反映するものである.文化生活を反映することもできるし、民族の重要な特徴である.人间は物质の生産过程の中で多くの新しい色彩を発见した.それらは美しい愿望の言语を表现することができる.色彩は次第にある文化の记号になっている.人间の歴史の歩みとともに、色彩は人间の生存、生活と审美の面白みに繋がっている.色彩は文化の重要な部分になっている.
  
  色彩文化というものは民族の発展につれて、色彩について形成した文化である.色彩文化そのものはすべての民族の文化で不可欠な构成部分でもある.
  
  その独特な言语机能と文化意味は民族の色彩意识と伝统文化を反映している.
  
  独特な言语の机能と文化的象徴の意味を持っているので、色彩文化はその民族の言语と文化にそのような重い地位を占めることができる.
  
  1.2 本论の研究対象
  

  中国文化が伝えられるまでは、日本列岛の住民は自分の色彩観を形成した.
  
  日本人の头の中で、伝统の色彩観は今も効果を発挥している.「赤白黒靑」を中心にした色彩観は日本人が素朴な色に対しての认识である.频繁な中日文化の交流の中で、中国から输入された五行学説を主とする基本的な世界観が、外来文化本土化の过程の中で、日本人は五行学説の色彩観と日本の伝统の固有の色彩観を融合させた.
  
  中日両国は一衣帯水であり、隣り合って位置し、文化の交流が数千年に及び、縁が深く、歴史も长く、途切れることもない.しかし、中日は结局违う民族に属しているので、両国の色彩文化は大きな相违点が存在している.色彩文化の违いによって、基本的な色彩であっても、その指す范囲は必ずしも同じ限らない.「赤」と「白」は异なった文化性格と文化心理を代表している.
  
  2 中日における?赤?の意味と対照
  
  人间が一番最初に色彩を意识したのは太阳の「赤」の色であろう.?赤?は中国で最も象徴的な色彩であり、吉祥、情热と幸せを象徴している.しかし日本では、?赤?は多様性の特徴を持っている.吉祥の意味もあれば、一方「赤すなわち不浄」の意味もある.人々の忌み色目であるといえる.中日における「赤」は祝いと権利の意味を代表している.
  
  2.1 中国での「赤」の象徴意味
  
  中国を代表する色彩は何と言っても「赤」であろう.色彩の中で「中国红」という言叶がある.中国语での「赤」は褒めの状况がはるかに多い.「中国红」は近年中国文化により频繁に现れた名词である.「赤」は中国の色彩文化の中で基本的な色彩で、中国人の精神と物质の上の追求を体现している.「赤」は生命の色であり、生命の源を象徴する色彩であるから、情热や生命力を表す色ともなっている.庶民の日常生活の中で、最も「赤」の意味を体现するのは、中国の一年中で最も盛大な祝日「春节」と一生の中の最も大切な时に「结婚?であろう.
  
  そのほか、「赤」も革命と进歩のシンボルであると思われる.中国共産党の最初の证権は「赤色政権」をという、最古の武装は?赤军?をという.中国の国旗は赤く、中国共産党の党旗も赤い.だからこの色彩はある种の権威として地位がある.
  
  2.2 日本での「赤」の象徴意味
  
  日本の伝统的な「赤」は多重特徴を持っていると思われる.まず、中国と同様に、日本の人间も「赤」が圣なる力を持っていて、无事になることができる.例えば日本渔たちは海の前に渔船に红土を涂り、渔师は赤い下着を着て、海の安全を祈愿する.兵士が出徴も赤いベルトを系り、赤い下着を着て、平安を徴途祈愿する.日本では、「赤」も太阳の色、火の色とされる.「赤」は日本の贵族に人気がある.喜びの意味を表すこともある、例えば日本ではお祝いの时によく「赤ご饭」を准备する.
  
  しかし、中国と违う、日本での「赤」は「不幸」の意味もある.日本语の「赤」はマイナス的なイメージを持つものが大部分を占めていることである.
  
  「赤」は禁忌で、日本の伝统の中に、「赤不浄」の観念がある.日本の学者は古代族长の墓の中の赤い顔料が当时「赤」を使って文化祭りの一つである.
  
  日本人にとって、「赤」は怖いの色なので、死亡の意味を帯びる色彩である.
  
  3 中日における?白?の意味と対照
  
  中日両国は基础の色彩に対しての认知は同じぐらいである.「白」は明るい光、あるいは雪のような色などを代表している.しかし、色彩の意味からして、中国では「白」は忌み言叶であるが、日本では「白」は神圣な色を持って、素朴であっさりして上品である.
  
  3.1 中国での「白」の象徴意味
  
  中国の色彩文化の中には、「白」は忌み言叶である.それだけでなく、中国は一般的に「赤」と「白」を対立する二つの色と见なす.中国では葬仪を行う「葬式」を「白事」と称し、白い丧服を着る.至る所に悲しい、哀悼する気持ちが流れている.「五行」の中で、「白」は西方と秋を代表している.秋には、叶の落ちる花が散って、植物は枯れ、人间は感伤的になると思う.「白」は代表の枯渇、血色がないの意味がある、不幸と死亡の意味を代表している.
  
  「白」は白い色彩を表现する以外、「平和」と「纯粋」などの意味を象徴することもできる.人々はよく「白」と「雪」、「玉」などに付けて、「真っ白」と无欠にたとえる.时代の発展につれ、表现の必要によって、いくつかの新兴の语汇もどんどん出てきて、例えば:ホワイトカラーが、白热などである.
  
  3.2 日本での「白」の象徴意味
  
  日本语の中で、「白」は一般的に以下の意味を指す.雪のような色、红白试合などである.
  
  白は素朴であっさりして上品で、含蓄が豊富で、日本人の大好きな色彩である.日本の国旗はホワイトをベースに、この点から十分に表现する.史料の记録によると、日本の上古时代では、神に入贡するものはすべて白い.奈良时代では、「白」は天子の服の色とされる.
  
  日本の伝统的な结婚披露宴で、お嫁さんは赤い服を着ず、逆に白い和服を着て、上品で纯粋に见える.爱情の纯粋と婚姻のイノセンスを象徴している.
  
  2014年の朝日新闻によると、初开催から 10 周年となる今年、新郎は背に「龙马」と书かれた羽织袴、新妇は白无垢を着用する.船内で新妇は华やかな色打ち挂けを色直する.「白」は日本の宗教で崇高な地位を占めし、日本における多くのお寺や神社の建物は白い.
  
  日本古典文学の中で、「雪」、「花」、?月?を描写したの作品は非常に多かった.「雪」と?月?も白くて、「花」もほとんど白い花を指す.和歌で白い植物を咏んだ対象にすることも多かった.
  
  4 中日色彩文化の相违点の形成要因
  
  以上の分析を通じて、「赤」と「白」は中日両国の文化の中で同じような、あるいは类似の意味があるのは确かであるが、多くの色彩に関する意味は特定の歴史と地理の原因で生まれると思われる.中日の色彩文化の相违点を起こしているのは、以下の要因が考えられよう.
  
  4.1 歴史的な原因
  
  「赤」は中国人の文化と精神のトーテムであり、お祝いとにぎやかななどを代表している.一方、岛国として、日本人は自然の実感や生命の本质の一种独特の理解を発生して、审美の意味で季节感とものの哀れを形成していた.
  
  4.1.1 中国侧の原因
  
  中国人は昔から「赤」に対して崇拝に近い感情を持っているといえよう.
  
  古代の中国においては、赤の鲜やかさは常に権利と家柄の象徴にもなっているため、お金持ちの家屋の窓や入り口を赤く涂るのはごく普通の习惯であった.また、昔の宫廷、寺院を见ても赤い建物が多かった.だから中国人は「赤」が大好きだと思われる.その好みは现代に伝わってきた.
  
  近现代に入ってから、「赤」は革命を象徴して、进歩の浓厚な政治的な意味を持っていると思われる.例えば「赤色政権」、「赤军」、「赤い娘子军」などである.ここの赤い文化の上限は、五四新文化运动を前にマルクス?レーニン主义が中国に入って来たの歴史时刻を遡る.
  
  4.1.2 日本侧の原因
  
  日本は、アジア大陆の东侧に位置し、南北に长い弓形の岛国である.日本岛は古来雾霭、常にぼんやり雾の色である.だから自然の风光は 1 种のぼんやりしている状态である.岛国の环境のなかで成长してきた日本人は自然の実感や生命の本质に対する独特の理解を持っており、美意识として季节感とものの哀れを形成していた.日本は火山地震多発の国は、频繁に壊灭的な被害は目の前の美しい景色はたちまち吹っ飞ばさせる.
  
  そして、日本は远くの大和时代から北朝鲜や中国やインドの文明を吸収した.16世纪の初め、ヨーロッパ文明は断続的に日本に影响した.第二次世界大戦後に至るまで、日本が再び西方文化を吸収した.日本の色彩文化は岛国の地理や风土と日本人の霊感などの条件に基ついて形成している.中日の色彩文化の相违点は、日本人が日本列岛の自然环境や歴史背景の中で形成された世界観は切っても切れない.日本审美文化の核心はおそらくシンプルな精神の素质である.
  
  4.2 宗教的な原因
  
  宗教は人间社会の発展の流れにおいて特定の歴史段阶の文化现象であり、社会イデァ№ギーの一つである.宗教の影响は人间の生活の各方面に及ぼしている.色彩文化と中日の宗教信仰は密接なつながりがあると思われる.
  
  4.2.1 中国侧の原因
  
  「木火土金水」を代表の五行思想は中国人が万物の起源と多様性を説明する基本的な哲学である.中国古代の伝统の色彩観もこの理论によってそれぞれの代表物を解釈した.五行思想に色彩に対してのまとめは中国人が色彩に対して最も正统、最も体系化の运用である.
  
  中国の古代では五行思想の影响を受けたため、「白」はよく不详なシンボルとして使われた.五行思想は中国における古代の人々の世界観であり、人间が生きていく中で、天地に対する畏敬、尊敬の意がこめられて、自然崇拝から生まれた説である.五行思想は木は火を生み、火は燃えて土に还る.それによって、方向、色彩、四季感など考えられてきたのである.
  
  4.2.2 日本侧の原因
  
  神の道教は神道を略称し、もともとは日本の伝统の民族宗教である.神の道教は日本の原始宗教から発展して来て、最初に自然の精霊崇拝と祖先が崇拝することを主要な内容である.
  
  日本の固有の宗教――神道は「白」をあがめ尊ぶ.神教の长い発展と変化の过程の中で、すでに日本人の思想と生活の中で深く溶け込んでいる.他の色は不洁とされる.だから日本では「白」が色彩序列で首位、昔から日本人が推赏していた.神道の影响から、日本社会の民族文化の特色を形成した、日本の色彩文化も影响している.日本人は美しい物事はいつもぼんやりして、知らないで、つかの间を信じる.したがって、次第に日本のおぼろ含蓄のものの哀れを形成した.
  
  おわりに
  
  以上、中日の色彩文化における「赤」と「白」の相违点を対照し比较して、色彩文化の相违点を起こしている原因を分析し、その相违点がもたらした影响を検讨する.上记に述べた内容以外にも、中日両国の间ではこれらの色彩に対しての认识と理解およびその他の面での意义深い相违点は多くみられる.
  
  本稿で述べたように、违う色彩文化も别の风土と人情を反映している.中国人は昔から赤が好きである.祖先は太阳と火を崇拝するから、それを代表する「赤」に対し、特殊な感情を持っている.中国人の心の中で、いいことは常に「赤」に连想する.国际的なコンテストに参加する场合、中国の选手は赤いユニフォームを着るのが普通である.日本人は鲜やかな色彩を避け、目立たない色を好むようである.日本人は内的で、静かな性格であるから、「白」のような目立たない色が好きである.
  
  つまり、色彩は言语记号だけではなく、歴史文化と人间の心理とも深く関わっているものである.色彩文化は人々の社会生活と文化活动に密接的に関连する社会文化の影响を深く受けている同时に、一定の程度でその社会文化を反映している.中日の色彩文化は多彩で、深い文化がある.だから、色彩文化の研究することは中日文化の异同を理解の桥と见なすことができる.われわれにとって、両国の色彩文化を正しく理解することは本当に重要だと思われる.これからの中日の交流において、色彩に対して误解を招かないように注意しなければならない.
  
  参考文献:
  
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  [16] 叶渭渠、唐月梅,『物哀与幽玄--日本人的审美意识』[M],广西师范学出版社,2002.
  
  谢 辞
  
  本论文の执笔にあたって、多くの方にお世话になりました.なにより贵重なお时间をさいて、温かく适切なご指导をしてくださったJ先生に、この场を借りて、心から御礼を申し上げます.また、頼りになる相谈相手として様々な面で、ご助言をいただいた日本语学部の诸先生方々をはじめ、ここまで励まして见守ってくださった全ての方々重ね感谢の意を申し上げます.
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